不妊の原因は人によって様々であり、女性に原因がある場合、男性に原因がある場合、または両方に原因がある場合などあらゆる可能性が考えられます。
こちらでは女性側の原因として考えられる3つの障害についてご紹介します。

排卵障害

妊娠するためには排卵することが大前提ですが、自力で排卵できない状態を「排卵障害」と言います。
排卵障害の原因は様々で、生活習慣の乱れからくる低体温、運動不足により十分な血液が卵巣に運ばれないことで引き起こされる卵巣機能の低下、ホルモンバランスの乱れや多嚢包性卵巣によるものなどが考えられています。年齢が若くても排卵障害になることがありますので、注意が必要です。


子宮着床障害

子宮内に何かしらの原因があり、受精卵が子宮内膜に着床しない状態を「子宮着床障害」と言います。
ただ、この着床メカニズムは現在の医学でも解明できていない部分が多いのも事実です。
そんな中でも、受精卵の着床確率を下げる原因として考えられているのが、黄体機能不全によるもの、子宮内膜の癒着によるもの、子宮筋腫によるもの、子宮奇形によるもの、子宮内膜ポリープによるもの、子宮内膜炎によるものなどです。


卵管障害

卵管が詰まってしまい、受精卵が通れない状態のことを「卵管障害」と言います。女性の身体は排卵前になると、精子を迎えやすくするために卵管の中にある粘液を増やして粘性を下げます。しかし炎症や腫れなどで癒着が起き、卵管が狭くなると受精卵が移動できずに不妊の原因となってしまいます。
卵管は2本あるため、どちらか1本が正常であれば自然妊娠も可能ですが、粘液栓ができたり性感染症になったりして2本とも閉塞していると、自然妊娠は難しいと言えるでしょう。ただ軽い詰まりであれば、カテーテルを通して炭酸ガスや水、造影剤を送りこんで検査をする際に取り除かれる場合があります。