妊婦さんが感染症にかかると、胎児に影響を与えることがあるため注意が必要です。秋田市にある当院では、産科・婦人科・産婦人科として妊婦健診を行う他、性感染症などにも対応しています。
感染症は早期発見が重要ですので、少しでも体調不良を感じた時は早めに当院へご相談ください。以下では、妊娠中に気をつけたい主な感染症についてご紹介します。

紹介している感染症はごく一部であり、他にも注意したい感染症や病気は多く存在します。日頃から感染予防と定期的な検診を行い、母子の健康管理に努めましょう。

風疹

風疹ウイルスによる飛沫感染が原因で起こり、感染すると体中に赤い発疹が出たり、38℃前後の熱が出たり、関節痛がするなどの症状が現れます。妊娠初期に風疹に感染してしまった場合、胎児が難聴や白内障・緑内障、心臓疾患などを引き起こすこともあるため注意が必要です。
幼児期に男女とも予防接種を受けている人がほとんどですが、男性は女性よりも予防接種の始まった時期が遅かったため、一度ご自分の母子手帳を確認してみてください。感染症予防は女性だけでなくパートナーの方の意識も重要となります。


水ぼうそう

水ぼうそうは水痘・帯状疱疹ウイルスによる空気感染、または飛沫感染が原因で起こる感染症です。感染すると発熱と倦怠感があり、その後全身に赤い発疹が現れます。
水ぼうそうは子どもがかかるものというイメージがありますが、幼少期にかかった覚えのない方もいらっしゃるでしょう。妊娠初期に水ぼうそうになり胎内感染してしまうと、胎児の四肢や脳、筋肉や目などに障害が出ることがあります。また流産や早産のリスクも高まります。


りんご病(伝染性紅斑)

バルボB19ウイルスによる飛沫感染が原因で起こり、感染すると頬がりんごのように真っ赤に腫れることから“りんご病”と呼ばれています。頬が腫れる他、倦怠感や発熱、頭痛や筋肉痛などの症状が出ます。妊娠中に発症して胎内感染すると、流産や死産のリスクが高まるため注意が必要です。


性器ヘルペス

性器ヘルペスは性感染症の一つで、性交渉だけでなく病変部に触れた指で触ったものから感染することがあります。一度感染すると外陰部がかぶれたり水疱ができたりします。病変が外陰部にある場合は、産道感染で赤ちゃんが肺炎や脳炎を引き起こすことがあるため、帝王切開での出産になる場合もあります。